「お金が無いからライブできない!」僕らがお金を払って演る側の人を辞めたきっかけ【Room3の見れるラジオ】
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プロ風に見えていても、大変の人はお金を払ってライブをしているのが現状です💦 それぐらい芸術の世界は厳しい。
お金を出してライブする人がインディーズではほとんど
たとえば出演するお店が出演にかかる費用が0円で、
お客様の入場料が0円だとしても、
演者はさすがに何もなしでは過ごせないのでドリンク1杯、フード1つぐらいは注文するもので、
そうなれば赤字になってしまうのが定説。
我々も最初は1年ぐらいはお金を出す側の人で、
ライブハウスのノルマなども払って出演していました。
30分ライブやって、
「楽しかった~♪」
の後に「清算しようか・・・」
で一気に地獄に落ちます💦
近頃はメンバーとして加入しない人が多い
最近バンドメンバーで加入よりもサポートメンバーとして入る人が多いのはこれで、
サポートです!という立場だとメンバーではないのでノルマを負担しなくてよくなります。
バンドではお金持ちメンバーも居たり、お金のないメンバーも居たりしますよね。
特に私リーダーは一番年上なので、
年下のメンバーから金銭を徴収するという事は極めて恥ずかしいと思ってしまいます。
だから一切メンバーにはお金を出させない方法で活動することにして今に至ります。
対価を貰う方向に行ったきっかけの人
そしてそのきっかけを貰ったのは、まだ駆け出しの当時にお客で来てくれていた人、
年上の女性の方ですが、その人から
「これだけ動いてるのなら対価貰わないとダメだよ!」
と言われたのです。
その時は、別に趣味だしなぁ・・・と思っていたのですが、
ある時ふと、「そうか、対価を貰うのも悪くないよね」
という風に思い対価を貰う方向で動いてみることにしたのでした。
お金でなくとも現物支給などでいただく事も多かったです。
スーパー銭湯さんでは賄いや温泉に入れたり、
宿泊施設では1泊2食が無料で付いてきたり、
またやっているうちにそれプラスでギャランティーが出ることもありました。
こうやってRoom3は活動しておりました。
YouTuberとしてスタートしたきっかけはコロナ騒動
ところがコロナ騒動になり、そういった場所でのライブ活動がゼロになってしまったので、
YouTubeをやるしか無くなり、
こうなったらYouTube頑張って自力でワンマンライブできる力を付けるぞ!!と思い、
3年間は毎日更新、その後は2日に1度更新のペースで続けてきました。
そのおかげで神戸、銀座、大阪、横浜の4か所で自力興行で貸し切りワンマンライブを開催出来ました。
何かしらの対価を貰うようになると、それに伴うのが責任。
対価を頂いてる限りはお客様に楽しんでもらわないと仕事とは言えません。
これが逆にミュージシャンとしてはいい方向に向かうのだと思います。