自分は何者か?を明確に
YouTubeもあらゆる芸能人が参戦して溢れてる状態で、
今はここから伸ばすというのが非常に大変な時代で、さらに大変さは加速してくと思います。
我々の場合、アーティストについて語るというジャンルですが、
このジャンルのYouTuberさんで悩んでる人が増えたな~と感じています。
伸びたとしても微々たるもので中々難しくなってきています。
その原因は新規参入がさらに増えたのと、YouTuber自体も増えまくった事。
その結果一定のステータスが無いYouTuberさんはどんどん淘汰されていく結果です。
一定のステータスとは何か?
YouTubeで演者としてやっていくには自分は何者か?であることを明確にしないと難しいです。
ウチの場合はRoom3というバンドを8年やってるのと、
過去のライブ実績などをホームページに動画付きで掲載したり、
普段の動画の内容にも自分たちが何者であるかを常に表しています。
バンドマンが歌や演奏について話してるというわかりやすい構図です。
僕が類似YouTuberさんを観察した時に思ったのが、
何者かわかりにくい人が多かったということです。
YouTubeの概要の説明だけでは認知されにくいので、公式サイトを持つこともお勧めします。
公式サイトを作って今まで自分がしてきたことを写真や動画を張り付けて、
各動画からリンクを貼っておくと誰でもいつでも確認可能で、
写真付きだと人って認識しやすいのです。
真似だけでは難しい
実はRoom3のYouTubeチャンネルもオリジナル企画ではなく、とある方の企画のコピーです。
これは後で知ったことです。先にやってる人が居たのです。
ですが、話の節々に少し笑いを入れたり自分のエピソードを知らず知らずのうちに入れたり、
毎日更新ですが、毎日アーティストを語るわけでなく、半分は自分たちの事やその他の事、
それらを話す動画を入れてます。
結果的にアーティストを語る動画は半分ぐらいで、自分たちの事も半分話してます。
これを2年間やってきた結果、僕たちの事を見てくれる人も増えました。
長く継続していくには自分たちが楽しめるように、自分たちを応援してくれる人も居たほうが楽です。
そのために、小まめにしょーもない話も継続してきました。
自分のファンが付いてない、少ない人はいつもの企画以外の事をやると極端に再生が落ちます。
これが、大体どんな企画しても大幅な落ちが無ければチャンネルとしては成功してると見ていいです。
僕の場合はアーティストさんにぶら下がりまくるのも見栄えが悪いと思うので、自分たちの主張も、
しっかりやって行ってるわけです。
1人より2人
YouTubeでは1人で動画回す人が殆どですが、多すぎて目立ちにくくなりました。
あ~、また同じような人いるわ~と思ってしまう状況なのです。
僕らの場合は2人の掛け合いがメイン。しかも男女。これだけでちょっと差別化できます。
どうしても1人の場合は、とんでもない奇抜な衣装にしたり、
とにかく画面上で他と違う形や色を作ったほうが効果的です。
伸びてるYouTuberさんは1人に見えても相槌を打ってくれるカメラマンさんがいたりするものです。
映像では1人でも実質は2人で、カメラマンやディレクターと話してたりします。
出来れば複数人数でやったほうが伸び方は早いです。
あとは2人以上でやるほうが、僕の場合はテンションが上がりパフォーマンスよくなりますね。
ステータスをぐっと押し上げてくれた
ウチのチャンネルは本当に有難いことに、4人の有名歌手の方がお会いしてくれました。
それもリアルタイムで動画にしてるのでその効果も大きいです。
これは全くの予想外。逆に発言内容や途中でやめれないという後に引けない状況でもあります。
今思えばバンドやっててその視点で、ギタリスト、ボーカリストそれぞれの感想を言えるので、
バンドをやってるというステータスがあったのも良かったのかなと思います。
ただ!
ここで発信者として勘違いしてはいけないのが、
「〇〇を褒めてたら会えるのだろう」
「いっぱいCD買ったりコンサート行けばきっと構ってくれる」
と短絡的に思うことです。
これは絶対的に間違いです!
この下心は動画や言葉に知らず知らずのうちに出てしまいますので視聴者や、
もしご本人が見ている場合に感じ取られてしまいます。
スタッフさんでもわかると思います。
大物歌手は素人ではありませんし百戦錬磨!
そういったことに非常に敏感な方も居ます。
正直僕でも見ればその下心は感じ取れることがありますので。
いつでも謙虚にいることが大切です。
一番力が大きいのは視聴者さん
ここまでいろいろな要素を話しましたが、結局は一番力が大きいのは視聴者さんです。
視聴者さんがいなければチャンネル登録数も増えないし、再生数も増えない。
ウチの場合だと、アーティストさんにお会いできる事もなかったと思います。
それもこれも全部応援いただいた視聴者さんからのプレゼントであることは間違いないです。
この例えもどうかと思うのですが、
政治家と有権者の関係にちょっと似てるかな~と思います。
視聴者さんが再生して押し上げてくれたからYouTubeの力でLIVEも開催できたし、
グッズを買ってもらえる人も出てきた。
グッズを買ってくれる人を作り上げたのも視聴者さんです。
買う人が偉いとかでなく、そういう人を造り上げたのは視聴者さんの力ということを言いたいのです。
だから感謝として楽しい動画を作り発信して、自分たちも楽しむ。
こういう良いループにハマれば楽しくYouTube出来ると思います。
登録数、再生数だけを考えない
ウチのチャンネルでも今はバスったのが終わったので若干数字落ち込んでおりますが、
そもそも自分たちを応援してくれる人が増えればと思って開設したチャンネルなので、
いつものファンの方(ルームメイトさん)が居る限りは不安が無いのです。
急激に数字が伸びてるときはYouTubeが新規開拓でおススメしくれてる期間です。
ただそれが終わっただけで、数字的には実は安定してます。
これはどういうことがというと、
どんな動画でも見てくれる人が増えたと言うことです。
以前ならあるアーティストしか見ない!という人も多かったのですが、
今はアーティストの関係ない動画でも見てくれる人が増えてます。
だからどんな種類の動画を出してもそこまで落ち込むことが無いのです。
自分たちの生きざまを見てくれる人が増えたわけです。
最後に、YouTubeは数十もの複雑な要素を攻略する必要がある
単にこの企画をやれば伸びる、真似すれば伸びる、継続したら伸びる。
という単純なものではありません。
数十個もの要素をクリアしないと上手く伸びないものです。
アルゴリズム、心理学、デザインなどなど・・・
これはYouTubeに限らずTVタレントでも同じことです。
その要素をクリアしつつ継続するというのがYouTube。
やりながら修正を加えていくスタイルがよいと思います。
あとは、数字は一旦置いておいて自分が楽しむことですね!
伸びないと悩むこと自体がもう敗北だと僕は思ってます。